ギンの備忘録

デジタルアートやプログラミングやテクノロジー関連のこと。

2021年の活動を振り返る

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目次


はじめに

2021年をp5.jsに関連した観点で振り返っていきます。

Processing Advent Calendar 2021で2021年の振り返りをしている方々の記事を読んで、
一年の振り返りをして残しておきたい、誰かの一年の歩みを知ることが面白いと感じたのがきっかけです。

クリエイティブコーディング

日々の活動

クリエイティブコーディングの活動は毎回TwitterInstagramに投稿していました。
それぞれフォローワーさんが500を超えるという節目を迎えられました。
フォローワー数にこだわりはないのですが、数字として見えるとやはり嬉しいものです。感謝、感激です。

Twitter: (#p5js) (from:gin_graphic) until:2021-12-31 since:2021-01-01 - Twitter Search

Instagram: https://www.instagram.com/gin_graphic/

作品の投稿に関しては色とか形を少し変えただけでも投稿する様にして、習慣化するのを目標にしていたので、それは達成できたかなと思います。
なので、投稿数だけはとっても増えました。

クリエイティブコーディングは2020年の9月からはじめたので、
2021年は初めて丸一年通じて活動した年となりました。
月毎に作品の投稿頻度は異なるものの、継続して一年活動したのは大きな自信になりました。

続けたことで自分の作業効率が上がったのが一番の収穫だと思ってます。
一つ一つの作業スピードが上がったことで、一度のコーディングに使う体力・気力を抑えられるようになりました。
それ故に無理することなく日々の継続に繋がっています。
無理をしないことが一番大切ですね。

仕事が現在はコロナのためリモートワークですが、今後いつ出社する働き方に戻り、確保できる時間が減るかわかりません。 確保時間が変わったとしても、来年以降も自分のペースで活動していこうと思ってます。

和柄にハマる

4月下旬から和柄をp5.jsで描くことにハマりました。
色々な和柄の名前や由来を調べながら、コードで再現するのは楽しかったです。
見直すとコードは修正したい部分とかあるので、いつか修正しておきたいです。

和柄をコードに落とし込むのは、自分の思いつきで作ったり、手グセで作るのとは少し違いました。
昔の人のアイディアを汲み取るという、他人のアイディアを基に作っていく時間だったので、
コーディングスキルが上がった気がします。

gin-graphic.hatenablog.com

今後も時々続けていきたいと思ってます。
やる気が出た時に頑張ります。

イベント参加

今年はp5.js関連のイベントにも初めて参加してみたりしました。

Processing Comunity Day Japan 2021

クリエイティブコーディングをはじめてから、初のイベント参加でした。

このイベントの企画である一週間のデイリーコーディングチャレンジに参加しました。
毎日出題されるテーマに対して作品を作るチャレンジで、その時作った作品が下になります。

https://twitter.com/search?q=(%23pcd2021)%20(from%3Agin_graphic)%20until%3A2021-02-20%20since%3A2021-02-13&src=typed_query&f=live

キーノート、トークセッション、ワークショップにも参加して色々な方の話を聞いて学ぶことが多かったです。
ワークショップではグラフィックガチャの作り方を教えていただき、作ることができました。

https://twitter.com/gin_graphic/status/1363364816115494918

Processing Community Hangout Japan #06

PCHJapan#06では雑談会に参加しました。
オンラインの雑談会でデータ毎に分けられた部屋で数名の方と話す形式でした。
私は「もくもくコーディング部屋」に入って、雑談会にもかかわらず、ほとんどの時間をコーディングに当ててしまいました。
そのときはケーキを作りました。

https://twitter.com/gin_graphic/status/1429053077290557444

Processing Advent Calendar 2021

アドベントカレンダーにも参加しました。

adventar.org

gin-graphic.hatenablog.com

締切があるからこそ、やる気が出たりもしますね。
記事を書くのは大変でしたが、こういった機会がないと真面目に記事を書いたりしないので、がんばれて良かったです。

デジトーマ2021

デジトーマ2021は、奈良市高畑町にある古い家、藤間家住宅のアートショーです。 この企画展に50名ほどのアーティストの内の一人として参加しました。

12/24–12/28で現地特設スクリーン観賞とオンラインでの展示を行う企画です。 作品はNFTとして販売され、売り上げは藤間家住宅の保全費用に使われます。

藤間家住宅改修中 TOMA UNRESTORED デジトーマ

こういった展示は初めての経験で、参加できてよかったです。 展示会場が奈良県ということで足を運べないのが一つ心残りです。

NFT

2021年の大きな出来事としてNFTもあります。 NFT自体には賛否両論ありますが、来年以降も関わりがあることは間違いないと思います。

Hic et Nunc

"Hic et Nunc(HEN)"はTezosブロックチェーン上のNFTマーケットプレイスです。

HENは4月にはじめてみて、新しい技術が使われていておもしろそうくらいに思っていました。

8月あたりからNFTブームになったようで数多くの作品を買っていただけました。
嬉しかったのですが、ものすごいスピード感で疲れました。
流行というのはすごいですね。

Tezos関連だと11月からはじまったfx(hash)が流行っています。
気軽にコードをそのままNFTとして出品できるのがおもしろいプラットフォームです。 時々、作品を出品して遊んでます。
fx(hash)では、はじめて作品を盗用されたりもしてしまいました。NFTの課題も感じました。

function draw()

function draw() は国内のクリエイティブコーダーによるジェネラティブアート作品のNFTコレクションです。

私も8月にお誘いいただき、作品をNFTとして出品し、1点購入して頂けてすごく嬉しいです。
自分の作品を欲しいと思ってくれる方の存在が嬉しかったです。

メタバースの「Decentraland」にあるてメタトーキョーにfunction draw()を通じて作品展示もしていただけました。
今までジェネラティブアートを知らなかった人にも見てもらえる機会になるので良い経験です。

prtimes.jp

Generativemasks二次創作

Generativemasksの主催する二次創作コンテストにも参加しました。
二次創作をしたことがないので、試しにという感覚で応募したのですが、楽しく創作をさせていただきました。

Generativemasks二次創作コンテスト第一回の応募作品

Generativemasks二次創作コンテスト第二回の応募作品

Generativemasksのコミュニティに関われているのはNFTの繋がりとして良い面に感じます。

二次創作というのは和柄をp5.jsで再現することと共通する感覚がありました。
他の人のアイディア・作品を基に、自分の作品に落とし込むという部分で似ています。
振り返ると和柄を再現して遊んでいたから、二次創作するのも抵抗なく取り組めたような気がします。

おわりに

2021年は目標を決めていたわけではないのですが、数多くの経験をさせてもらえた一年でした。
クリエイティブコーディングをはじめて1年4ヶ月くらいですが、
こんな濃い時間を過ごせるとは思っていもいませんでした。

タイミングとかも良かったのかもしれませんが、何かをはじめるのということは楽しいですね。
クリエイティブコーディングに興味のある方は躊躇せず、はじめてみると色々な経験ができるのではないでしょうか。

2021年は様々な経験をしてきたのですが、その経験をあまり発信できていなかったのは反省点です。
来年はもうすこし情報発信できるようになりたいです。
頑張って発信していきます。

とりあえず、2022年も自分のできる範囲でクリエイティブコーディングを続けていきます。
あたたかい目で応援して下さい。よろしくお願いします。

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