ギンの備忘録

デジタルアートやプログラミングやテクノロジー関連のこと。

2021上半期の作品4選 とその振り返り

先日、twitterのタグで #2021年自分が選ぶ今年上半期の4枚 といいうものがあり、 自分でもやってみました。

今年の6月までの間にp5.jsで作った作品の中から4つを選び出してみました。

折角なので、一つずつ振り返っておこうと思います。

一つ目は、2月頭に作成した作品。

これはShaderを活用したもので、グラデーションで4つの色を混ぜ合わせ、透明度をランダムに変化させることで、水彩チックな表現をしました。 その表現をテクスチャとして立方体にマッピングしています。 4色はランダムに選んで、一画像で立方体を56個を並べました。

淡く透き通った色合いが気に入っています。

二つ目は、3月下旬の動画。

三角関数をベースにした波のような動きを利用したオブジェクトを動かしています。 オブジェクトを何個も並べて、順々に時間変化させることで、生き物にも見える表現になったんじゃないかと思ってます。 色もオブジェクトを並べるとともにグラデーションになるような変化を入れているので綺麗です。

少しSF感のあるデジタル表現ができて満足した記憶があります。

3つ目は、ポップな動画作品。

色合いはポップな感じで、原色に近い色をランダムに選んでます。 作品自体は大きさの異なる円盤を上下動させるというアイディアから始まりました。 実は上下動のさせ方にこだわりました。 動いて、止まってというような動きの緩急を頑張ってつけました。

最後は最近の作品。

サイケデリックな見た目の作品で、エッジ抽出を利用しています。 ランダムに並べて動かした図形を使って描画しています。 ぼかし、エッジを抽出し、派手な色味になるように調節したShaderを作りました。 この作品はそこがポイントです。 背景だけは自分で色を選択して、図形の色をランダムにしています。

今回は2021年の上半期に作った作品の内4つを振り返りました。

振り返ると色々アイディアを考え出して作った作品たちで、愛着が増してきました。 4つの作品以外にも今年の上半期は様々なものを、たくさん作りました。 多くの作品を作り出せたのは、やはり楽しくできたのが要因ですね。 これからも、楽しみながら作品作りを続けていきたいと思います。


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