GENUARY2022へ参加した話(p5.jsの作品振り返り)
目次
- はじめに
- Day1
- Day2
- Day3
- Day4
- Day5
- Day6
- Day7
- Day8
- Day9
- Day10
- Day11
- Day12
- Day13
- Day14
- Day15
- Day16
- Day17
- Day18
- Day19
- Day20
- Day21
- Day22
- Day23
- Day24
- Day25
- Day26
- Day27
- Day28
- Day29
- Day30
- Day31
- おわりに
はじめに
GENUARY2022は1月のひと月の間に、毎日出されるお題に対して作品を作るコーディングチャレンジです。 この記事ではGENUARY2022へ投稿した作品を一つ一つの振り返りと全体を通うじての感想を書いていきます。
GENUARY2022が今日からスタートだそうです。
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月1日
1月に毎日出されるお題から作品を作るプロモートです。
誰でも、どんな作り方でも、参加できるということです。
詳しくは↓https://t.co/tWxg62WnII https://t.co/Ur4TqyxqSK
GENUARY2022に参加して、31日中26日作品を投稿しました。
その作品のツイートが↓になります。
from:@gin_graphic #GENUARY2022 - Twitter Search
Day1
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月1日
Day1 "Draw 10,000 of something"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/oZy85KCUgP
GENUARY2022の雰囲気がわからない状態での最初の作品。
難しいことをせず、三角形を10000個並べました。
Day2
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月2日
Day2 "Dithering"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/XqbiMye8Bi
昨年10月ごろにディザリングは挑戦していました。
更に同じ頃に作っていた和柄のタイルと組み合わせれば面白いかなという発想で作りました。
Day3
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月3日
Day3 "Space"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/h0wfPRLEep
GENUARY2022に参加するのに難しい技術は必要ないよねというメッセージを込めて、あえてテキストのみシンプルなものを作ってみました。
ちょっと攻めたかなとも思ったけど、意外にもいいねを多くもらえて嬉しかった。
Day4
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月4日
Day4 "The next next Fidenza"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/I1caODC07m
Tyler HobbsさんのFidenzaという作品シリーズの次の次というお題。
Fidenzaは以前から憧れていた作品で昨年の11月頃のこれとか、
Fidenzaを参考にさせてもらっていました。
今回はFidenzaに近づけつつ、影をつけたり、好きな色を使ったりして作りました。
見てくれた方の反応がとても良かった記憶があります。
Day5
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月5日
Day5 "Destroy a square"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/Pkzhff7eZs
以前作ったこれがお題に近かったので、その派生作品。
Day6
休み
Day7
休み
Day8
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月8日
Day8 "Single curve only"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/Q6VBhwj9Sw
シンプルにsin関数のカーブ。
複数のnoiseの入った線で、一つのカーブを作るというアイディアです。
Day9
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月9日
Day9 "Architecture"#blender #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/OmCZzDvEgs
ここで急にBlenderにチャレンジ。純粋にBlenderに興味のあった時期でした。
夕焼けのビル群をイメージして作りました。ガラスマテリアルが綺麗だったので、それを使ってみたくて取り入れてます。
Day10
休み
Day11
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月11日
Day11 "No computer" pic.twitter.com/oDvaAK2EK5
前に作った作品のアルゴリズムを自分の手で再現してみました。
縦、横、斜めに順番に線をランダムな長さで書いていく様なルールです。
はじめて手書きのジェネラティブアートを作成して、とても刺激的で楽しかった。
ルールさえ作ってしまえば、紙とペンでもジェネラティブアートを描けるんですよね。
Day12
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月12日
Day12 "Packing (squares, circles, any shape…)"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/JZbdJnN0rI
パッキングはこれまでやったことがなかったので、調べねがら自分なりに作りました。
円を使うだけでは物足りなかったので、多角形を重ねたものを使いました。
選んだ色が綺麗だからか、反応が良かったです。
Day13
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月13日
Day13 "800x80" #800x80#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/a26xyNUIQX
前日のパッキングで作ったものをサイズを変え、多角形を回転させてみました。
Day14
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月14日
Day14 "Something you’d never make"
p5.js + matter.js#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/PnbOmrV9BJ
作ったこのないものを作るということで、Matter.jsを使ってみることにしました。
Matter.jsが物理演算をしてくれるライブラリで、図形が落下して重なるのをシミュレーションしてみた作品です。
Day15
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月15日
Day15 "Sand"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/EU4EIlUKqr
前日に引き続き、Matter.jsを用いて砂の落下をシミュレーション。
透明の板を真ん中に置いていて、そこに砂が溜まってから再度落ちるというアイディアです。
Day16
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月16日
Day16 "Color gradients gone wrong"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/3jkjowdeJ0
色のグラデーションに失敗するということで、真ん中のほんの少しの幅だけグラデーションになってしまったという作品。
ちょっと伝わりづらかったかなとも思いましたが、まぁそれも込みで。
Day17
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月17日
Day17 "3 colors"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/bpeDCCjRL0
三色というお題で、おもしろい事できないかなと考えた末、だんご三兄弟が思いつきました。
インスパイアされ、団子三色兄弟というダジャレっぽいところから発想を膨らましてみました。
Day18
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月18日
Day18 "VHS"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/FXAdMYcnfC
団子三色兄弟を一回で終わらせるのがもったいなかったので、それを動画にしてみました。
VHSっぽさは下を応用してみました。
Day19
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月19日
Day19 "Use text/typography"
I have already done it yesterday.#p5js #creativecoding #generativeart https://t.co/NoIpIuYVXX
テキストを使えということで、団子三色兄弟でテキスト使っていたので。
deconbatchさんに背中を押され(これとこれ)、
この後、団子三色兄弟の作品で多数のGENUARY2022のお題に参加するきっかけとなりました。
Day20
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月20日
Day20 "Make a sea of shapes"
Sea of Dango brothers. ...Blue Hawaii Dango.#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/Ju1G7ZDAUP
団子三色兄弟で海を作りました。
波打つ動きはsin関数とnoise関数で作ってます。
Day21
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月21日
Day21 "Combine two (or more) of your pieces from previous days to make a new piece"
Day14 x Day17#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/YctYfAOr3F
これまでの作品を組み合わせるお題。Day14とDay17で、Matter.jsと団子三色兄弟の組み合わせ。
Day22
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月22日
Day22 "Make something that will look completely different in a year"
Today is displayed only today.https://t.co/VdnAk7ie8u#p5js #creativecoding pic.twitter.com/iuOFI8rl6V
一年後に違って見えるものということで、Javascriptの日付取得を使ってみました。
ついでに、コードをテキストとして表示するという遊びも入れてみた。
Day23
Day23 "Abstract vegetation"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/w7aGD3hUFk
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月23日
抽象的な草木をイメージして、緑色の団子三色兄弟をランダムに配置。
Day24
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月24日
Day24 "Create your own pseudo-random number generator and visually check the results"https://t.co/IrtG3xhfei#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/0f03S0pq4m
疑似乱数を自分で作るという、かなりプログラミング寄りのお題。
調べながら初めて疑似乱数を作ってみました。
見た目は中々ランダムになっているので良かった。たまにはこういう視点も面白い。
Day25
休み
Day26
休み
Day27
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月27日
Day27 "#2E294E #541388 #F1E9DA #FFD400 #D90368"https://t.co/n5zBflbsJn#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/julAchYmCy
5色のカラーコードが指定されているので、それを使った団子三色兄弟。
背景と文字色とかを含めて5色使えました。
Day28
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月28日
Day28 "Self portrait"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/vWt4CYEazJ
セルフポートレートということで、自分をスマホで写真撮って、読み込んで遊びました。
去年の5月に作ったやつを参考にして、グラデーションの線を使ってます。
GENUARY2022に投稿した中で一番いいねしてもらえました。なんでだろう、元の素材が良いからですか?
Day29
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月29日
Day29 "Isometric perspective"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/TbDkLVekcl
等角図がお題だったので、平面上の円を等角図でみた場合を描画して、そこに顔を描きました。
我ながら変な発想で作ったと思う。面白いから良いのだけども。
Day30
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月30日
Day30 "Organic looking output using only rectangular shapes"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/RgqlDP8TXW
「Designing Math.」を買ったので、
それを参考に、生物っぽさを出してみました。
白い四角形の中に塗りつぶした四角形を描いたところがポイント。
Day31
#GENUARY2022
— ギン / Gin (@gin_graphic) 2022年1月31日
Day31 "Negative space"#p5js #creativecoding #generativeart pic.twitter.com/nWd20160HA
シンプルに反転した団子三色兄弟でネガティブスペースを表現。
おわりに
一ヶ月間ほぼ毎日のようにお題に沿った作品を作るのは初めての経験でした。
自分以外の人が決めたお題を膨らますのは、楽しい時間でもあり、同時に苦戦したりもして大変さもありました。
アイディアを膨らます良い訓練にもなった気がします。
続けている内に、見た人がどう思うのかなとか、この作品の意味伝わるかなとか、いつの間にか考えるようになっていました。
自分以外の参加者の方々を意識した作品作りができるようになったのは、とても大きな変化でした。
関わった人がみんな楽しめていたら良いですね。
もちろん、他の人が同じお題で作った作品を毎日見るのもとても楽しかったです。
人それぞれの個性が見えたり、自分じゃ作れないものや想像できない作品に刺激をもらっていました。
一方的に参加していた方々との共有体験みたいなものを感じています。
GENUARY2022はこれで終わりです。ちょっと寂しいですが、やっと終わった安堵感もあります。 GENUARY2022のような他の人と歩幅を合わせる作品作りは貴重な体験でした。 自分自身の日々の作品作りは遊びの延長なので、マイペースにこれからも続けていきたいと思います。